スマホを使っていて動作が急に遅くなったと感じることはありませんか?買った当初はサクサク動作できていたのに、最近動きが鈍い…なんてこともあります。今回は簡単にスマホの動作が軽くなるコツをまとめてみましょう。スマホの動作が遅くて困っている人はぜひ試してみてくださいね。
【バックグラウンドアプリを停止してみよう】
スマホアプリを別のアプリに切り替えて終了したつもりであっても、バックグラウンドではアプリが起動したままになっていることがあります。音楽を聴くアプリで、画面を閉じても音楽を流し続けられるように、アプリは背後で処理や通信を行えます。バックグラウンドで動いているアプリが多いと、アプリ領域を大幅に使用しており動作が遅くなることがあります。これらのアプリを完全に終了させるとスマホの動きは軽くなるでしょう。
バックグラウンドアプリを停止する方法は以下の通りです。
<iPhoneの場合>
1、ホームボタンを2度すばやく押す
2、表示される起動中アプリの画像を上へスワイプする
3、アプリは終了
<Androidの場合>
1、メニューキーの[本体設定]から[アプリ]を選択する
2、上の[実行中]の項目から、今は使用しないアプリを選択する
3、[停止]をタップする
4、他にも該当するアプリがあれば順番に停止して終了する
【キャッシュをクリアにしてみよう】
キャッシュはWebブラウザ履歴などのよく使用するデータを一時的に保存しておく仕組みです。このキャッシュのデータが大量に溜まっていると作業用のメモリ領域が圧迫されるため、スマホ動作が遅くなることが考えられます。キャッシュをクリアにするとスマホ動作はスムーズになるでしょう。キャッシュをクリアにする方法は以下の通りです。
<iPhoneの場合>
1、[設定]の[Safari]を選択する
2、[履歴とWebサイトデータを消去]をタップする
3、文字がグレーに変われば完了
<Androidの場合>
1、メニューキーの[本体設定]から[ストレージ]を選択する
2、[キャッシュデータ]を選択する
3、確認画面で[OK]をタップする
4、完了
【セキュリティアプリを変えてみよう】
スマホの動作が重い原因として、セキュリティアプリが原因していることがあります。セキュリティアプリはバックグラウンドで常に動いている目盛りやネットワーク通信量が多い場合、スマホに負荷がかかりやすいです。
スマホに負担が少ないセキュリティアプリの1つが「マイセキュア」です。マイセキュアはアプリが軽量で端末の動作を邪魔しません。不正アプリや偽のサイトによる個人情報搾取などを自動的に検出して、自動でブロックしてくれます。
【必要ない写真や動画を整理しよう】
写真や動画データの増加は保存用メモリを圧迫します。最近のスマホはカメラ性能が上がったため、画素数が高く1つあたりの容量が大きいです。スマホの保存用メモリの空き容量を圧迫してしまい、動作が重くなってしまうということはよくあります。この問題を解決するには、データの保存場所をスマホ本体ではなく、外部ストレージを利用することです。
写真や動画を保存しておくストレージには、パソコンやDVDなどのハードストレージと、クラウドなどのオンラインストレージの2種類があります。とくに人気があるのはオンラインストレージでしょう。オンラインストレージであれば、パソコンはもちろんスマホやタブレットでもいつでも閲覧できる上、整理や管理もラクチンです。パソコンやハードディスクにデータを映してしまうと、データが消失してしまうというリスクもありますし、外出先で見ることはできません。
【バックグラウンドアプリとキャッシュを同時にクリアしよう】
スマホを再起動すると、バックグラウンドアプリによる容量の圧迫とキャッシュの蓄積による容量圧迫を同時に解消できます。しかしデメリットとしては、古い機種ほど復帰するまでに時間を要します。定期的にバックグラウンドアプリとキャッシュをクリアにしておくと、スマホの動作の遅さも解消されるでしょう。
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